McInjunの日記

音楽と写真のブログです。

ヨッフム ☆ ブルックナー 交響曲第7番

ブルックナー 交響曲第7番 ホ長調

オイゲン・ヨッフム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

・1952年 モノラル録音

 

今年2024年はブルックナー生誕200年の年にあたります。ブルックナー・ファンとしては何故か嬉しく記念すべき年なわけで、数多くのブルックナーの演奏を、今年は聴いていきたいと考えてます。そこで、今日はオイゲン・ヨッフム指揮の交響曲第7番を聴くことにしました。

このレコードは写真のように2枚構成で、別々のジャケットに全4楽章が収録されています。左側のレコードA面に第1楽章、B面に第4楽章。そして右側のレコードのA面に第2楽章、B面に第3楽章が収録されています。つまり、第1楽章を聴いた後は、もう1枚のレコードを取り出してプレーヤーに載せないとならないのです。全4楽章までレコード4面を使うのなら、A面・B面で第1楽章・第2楽章とすれば良いのに、なぜ2枚跨ぎで作成したのでしょう? 

さて演奏は「国際ブルックナー協会」の会長をも務めたヨッフム初録音のブルックナーの第7番ですから、それは貴重な遺産であると同時に、手本となるような堂々とした仕上がりです。ブルックナーの演奏は特に同じ指揮者においても、指揮をする年代によっては、大きく変わって参ります。ヨッフム指揮の交響曲第7番はいくつかCDなど所有してますが、初期のこのモノラル盤が優れているのではないかと改めて感じたところです。