McInjunの日記

音楽と写真のブログです。

オーディオ・アンプの試聴(PASS vs McIntosh)

f:id:McInjun:20210320071303j:plain

写真上段 ・PASS  X150.8  150W+150W / 8Ω 

写真下段 ・McIntosh  MC275Ⅵ  75W+75W / 4・8・16Ω

 

DEMO機を借用することができましたので、2台の機器をMyシステムで体験することができました。

PASSは1991年にアメリカ・カリフォルニアで創立されたオーディオメーカーです。McIntoshもアメリカのメーカーですが、こちらは1949年にワシントンで創立した老舗メーカーです。

MyシステムはTANNOY GRFmemory」がメイン・スピーカーですので、それを心地よく鳴らせるかがポイントとなる訳です。それではプリアンプのMcIntosh C50からPASSへ、次にMcIntoshのMC275Ⅵへ接続という順番で聴いてみます。

 

PASS:X150.8

 ①音に厚みと前に押し出す力があり、つまり立ち上がりがリアル

 ②ライブハウスで聴いているような臨場感(生演奏的な雰囲気)

 ③録音されている音楽をストレートに忠実に再現している

 ④小音量ではとても綺麗な波形で耳に届くが、音量を上げていくとターボが効く

  ようなイメージ

 ⑤ジャンル的にはJAZZ系でパワーに耐えられるスピーカーが必要?

McIntosh:MC275Ⅵ(真空管KT88)

 ①帯域が上下ともにナチュラルに繊細に伸びている

 ②コンサートホールで聴いているようなゴージャスな雰囲気

 ③マッキントッシュサウンドにデザインされた再生音

 ④音楽ジャンルに囚われず、オールマイティにドライブしてくれる為、音楽

  そのもに集中できる

 ⑤TANNOYATC SCM11(スピーカー)共に無理なく鳴らす

 

オーディオは好みがありますから、甲乙つけがたい試聴勝負でしたが、My システムではMcIntoshの方がトータル的にバランスが良いように感じました。最近はピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタ室内楽、歌曲(リート)など、編成が小規模なクラシック音楽を中心に聴いています。