写真上段 ・PASS X150.8 150W+150W / 8Ω
写真下段 ・McIntosh MC275Ⅵ 75W+75W / 4・8・16Ω
DEMO機を借用することができましたので、2台の機器をMyシステムで体験することができました。
PASSは1991年にアメリカ・カリフォルニアで創立されたオーディオメーカーです。McIntoshもアメリカのメーカーですが、こちらは1949年にワシントンで創立した老舗メーカーです。
Myシステムは「TANNOY GRFmemory」がメイン・スピーカーですので、それを心地よく鳴らせるかがポイントとなる訳です。それではプリアンプのMcIntosh C50からPASSへ、次にMcIntoshのMC275Ⅵへ接続という順番で聴いてみます。
PASS:X150.8
①音に厚みと前に押し出す力があり、つまり立ち上がりがリアル
②ライブハウスで聴いているような臨場感(生演奏的な雰囲気)
③録音されている音楽をストレートに忠実に再現している
④小音量ではとても綺麗な波形で耳に届くが、音量を上げていくとターボが効く
ようなイメージ
⑤ジャンル的にはJAZZ系でパワーに耐えられるスピーカーが必要?
McIntosh:MC275Ⅵ(真空管KT88)
①帯域が上下ともにナチュラルに繊細に伸びている
②コンサートホールで聴いているようなゴージャスな雰囲気
④音楽ジャンルに囚われず、オールマイティにドライブしてくれる為、音楽
そのもに集中できる
⑤TANNOY&ATC SCM11(スピーカー)共に無理なく鳴らす
オーディオは好みがありますから、甲乙つけがたい試聴勝負でしたが、My システムではMcIntoshの方がトータル的にバランスが良いように感じました。最近はピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタ、室内楽、歌曲(リート)など、編成が小規模なクラシック音楽を中心に聴いています。